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K中隊の日々

AXON ボディカメラについてのあれこれ

久々の投稿です。今回は昨今のアメリカ警察装備ではマストアイテムとなりつつある「ボディカメラ」について、Twitter上で寄せられた質問からよくあるQ&Aと、今後カメラの導入を考えていらっしゃる方向けのまとめ記事です。少々長文となります。

■ボディカメラについて
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[AXON Body2(左)とVIEVU LE4(右)]

最近では日本国内でも一般的に知られるようになってきましたが、ボディカメラは警察官が職務執行をするうえの証拠収集として、また警察官側の不正な執行を防ぐ目的で導入され、現在北米・イギリスを中心に多くの法執行機関に浸透しています。

ニューヨーク市警では2017年から本格的に導入が開始され、当初はVIEVU社が契約を勝ち取りVIEVU LE4、およびLE5を採用していました。
しかしながらLE5のバッテリー発火問題が生じリコール、同時期にVIEVU自身がサファリランドグループのAXON(旧Taser)に買収されたことで、現在はVIEVU LE4、およびAXON Body2、Body3が各所属ごとに混在しています。またLE4およびBody2は数年内に製品寿命に達するでしょうから、今後はAXON Body3に段階的に統一していくと思われます。

そして市場全体のシェアで見ても、VIEVUが合併消滅したいま、北米におけるボディカムはほぼAXONの独占状態と言えます。


■本題
さて、このボディカメラですが、証拠収集を目的としているだけあって、通常のウェアラブルカメラとは少々勝手が異なります。
具体的には撮影したデータが使用者によって意図的に改竄、削除される事態を防ぐため、多くの警察組織では動画の取り扱いに際してオンラインを通した管理ツールにて運用し、適正に処理されているかトレース出来る仕組みになっているようです。
特にAXONのボディカメラ(頭部装着型のFLEXを含む)オンライン仕様オフライン仕様 の2種類があり、我々が国内で使用するにはこの2種類の特徴をよく理解しておく必要があります。以下にこの違いをまとめます。

 <オンライン仕様>
 (1) AXON代理店と法執行機関の包括契約(カメラ+充電設備+システム)において納入された仕様個体
 (2) 撮影自体は誰でも可能
 (3) 撮影した動画データをPCからダウンロードする際に、PCソフト「SYNCソフトウェア」のオンラインモードを使用しなければならない
 (4) PCソフト「SYNCソフトウェア」のオンラインモードを使用するには契約時の固有のIDとパスワードが必要
 (5) よって固有のIDを知らない者がカメラ内部から映像をダウンロードすることは不可能
 (6) 工場出荷状態のカメラは一度オンライン仕様に設定されると、カメラのシリアル番号と契約IDが紐付けされるため、ディーラーを通さずに別の組織、もしくは個人で再利用する事は不可能

 <オフライン仕様>
 (1) AXON代理店からカメラのみ正規で購入した仕様個体
 (2) 撮影した動画データをPCからダウンロードする際に、PCソフト「SYNCソフトウェア」のオフラインモードを使用する
 (3) PCソフト「SYNCソフトウェア」のオフラインモードはID、パスワードが無くとも誰でも利用できる
 (4) よって、中古品のオフライン仕様を入手し、内部から映像をダウンロードすることは可能
 (5) 工場出荷状態のカメラはオンラインに設定しない限り、オフラインとして半永久に使うことが出来る。

このように外観は同じカメラでも、オンライン、オフラインで大きく性質が異なります。
特に繰り返しになりますが、オンライン仕様は証拠の改竄、削除を容易に出来ないよう、専用の「オンラインモード」で管理する事を前提としており、このオンラインモードに入るためには、カメラのシリアル番号に紐付けられた「契約時の固有のIDとパスワード」、すなわち法執行機関の内部情報が必要となるため、現時点において外部の人間が使用することはほぼ不可能であると言えます。

また工場出荷時のカメラは「オフライン仕様」ですが、一度でもオンラインとしてセットアップしてしまうと二度とオフラインとしては使用出来ないため、これまた注意が必要です。
今のところ、純粋にカメラとして使用するにはオフライン仕様を購入するしかありません。

ただし裏技として、オンライン仕様であってもSYNCソフトウェアの"MDTモード"を併用すれば、オフライン仕様と同じ要領で過去に撮影したデータを閲覧することが出来ます。この方法を使って、動画データの閲覧と同時にスクリーンレコーダー等で画面録画を行えば、非正規の方法で動画を保存することも可能です。※@brickblackoutさん(Twitter)より教えて頂きました
しかしながらこの方法で行えるのは「動画の閲覧のみ」でデータの抽出や削除は出来ませんので、撮影データが増えていくと、いずれは録画そのものが出来なくなってしまうという欠点があります。AXON Bodyの仕様として、撮影したデータ容量が満杯になった場合、手動でキャッシュを削除しない限り撮影そのものが出来なくなる仕組みだからです。


■SYNCソフトウェアについて
「SYNCソフトウェア」はAXONボディカメラで撮影したデータを抽出する唯一のPCソフトウェアです。現在(2020年7月)の最新バージョンは3.15.104で、これより古いバージョンのソフトはカメラを認識しない場合があります。

使用機能は「①オンラインモード」「②オフラインモード」「③MDTモード」の3つで、ボディカメラの仕様によってオンライン、オフラインを使い分けます。オンラインモードでの接続はインターネット環境下でなければ利用出来ず、AXONとの包括契約時に配布されるIDとパスワードが必要です。MDTモードはオンライン仕様のボディカメラを「インターネット圏外時」に接続するモードで、先ほどの通り動画の閲覧はできますが、編集や削除は出来ません。
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[①オンラインモードにおける認証画面]

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オフライン003
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[②オフラインモードにおける管理および設定画面]
ちなみにテロップのタイムデートはUTC標準時で表されるため、変更することは出来ません。

またこのソフトウェアは一般に公開されていないため、購入者自身でAXON代理店もしくはサポートに要求する必要があります。
※もし既にカメラを持っていて、どうしてもソフトの入手でお困りの方は、Twitter経由で当方(@buster150GT)までお問い合わせください。


■AXON Viewアプリについて
AXON ViewはIOSおよびアンドロイド用に展開しているAXONの携帯用アプリです。スマートフォンとBluetoothでペアリングののち、wi-fi接続を構築するとライブビュー撮影や、録画した動画の閲覧が出来るようになります(DL、削除は出来ません)。
オンライン、オフラインどちらの仕様のカメラでも使用出来ますが、オンライン仕様の個体は過去の所有者が「携帯アプリとの連携をしない」ように設定していた場合は、利用出来ません。

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[AXON Viewアプリにおける閲覧、設定画面]

またIOS端末との相性が非常に悪く、特にBluetoothペアリング後のwi-fi接続はかなり不安定です。取り扱い説明書では、最初の接続時にIOS側にwi-fi接続の構成プロファイルをインストールする画面が自動的に出現する、ような記述がありますが、当方が国内4G、wi-fi、米国VPNで試したところ、どの条件でも発現しませんでした。また、構成プロファイルをインストール出来なくても繋がる時は繋がるし、つながらない時は繋がらないという謎仕様です(オーストラリアのセラーも同様の事象とのことでした)
[2020.08.02追記]
その後、カメラ側のファームウェアを最新バージョン(1.22.8)へアップデートすることでこの問題は解決しました。もし接続が上手くいかない場合は、カメラのファームウェアが古くアプリ側が対応しきれていない可能性があります。なお、このファームウェアを入手するにはAXONのカスタマーサポートへ問い合わせる必要があります。


アンドロイド端末においては、構成プロファイルをインストールせずとも特に問題なく動作するようです。


■最後に
今回はAXON Body2に絞った動作の要点をまとめましたが、基本的にはBody1やFLEXシリーズも同様です。

雑多かつ簡便なまとめではありますが、今後国内のLE装備でもますますボディカメラが存在感を増すこと間違いなしですので、フリーク諸氏の参考となれば大変幸いに思います。(終)
  1. 2020/07/18(土) 18:36:23|
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NYPDの新型無線機を再現するプロジェクト

現在NYPDに導入されている新型無線機VX-P949を、なんとかコスプレ用に再現出来ないかと奔走する内容です。
VX-P949そのものの考察については過去に記事を上げてますのでそちらをご参照ください。

基本的にはTwitterに投稿したポストのまとめ+αです。当無線機を再現するには現状の最適解かと思いますので、同じような事を考えている方の参考として頂ければと思います。

↓↓↓↓↓↓↓(長いです) 続きを読む
  1. 2020/02/20(木) 22:55:52|
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[考察] NYPD 新型無線機と暗号化について

久々に時事ネタを書き連ねたいと思います。

◆昨年11月頃から、PBBN(ブルックリン北管区)内の各分署において新型携帯無線機の先行貸与が始まっています。
これは現在主力のVertex Standard製VX-537無線機を置き換える目的で、将来的にはNYPDの次期主力無線機になるとされています。現行のVX-537はすでに導入から10年以上が経過しており、機材の更新スパンから見てもこのタイミングでの更新は想定通りと言えるでしょう。しかしながら次期主力機は今までとは一風変わった物になりそうです。
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(写真1 左) VX-P949外観、APX-900に非常に近い事が分かる。
(写真2 右) P949およびケースの外観、ケースもスイベル式・刻印有の専用品。
https://twitter.com/NYPD94Pct/status/1072281080353431558
https://youtu.be/M3l0t9yCTT4


◆新型無線機の名称はVertex Standard製 VX-P949で、同社の親ブランドであるMotorola製APX-900をベースにしています(この型は欧州モトや大陸方面でも名前を変えて展開しています)。ベースにしていると言ってもブランドロゴが「Vertex Standard」である事を除けばほぼAPX-900そのもので、事実貸与品の筐体背面およびバッテリーには"M"マークが刻印されています。これはVertex Standardが吸収合併によりMotorolaの一部門となっている為で、本国では市警察とVX側の契約上の理由によりブランドロゴのみを変更している可能性が指摘されています。
また当該機はテンキーを廃したキーパッドモデルで、従来機に一見すると類似したUHFアンテナを使用していますが、コネクタに互換性はありません。スピーカーマイクは一般的なAPXのそれと同じようなデザインですが、送受機前面部のブランドロゴにはデパートメントロゴおよびNYPDの文字がプリントされた独自仕様となっています。そのほか先代のSaberやVX-537にあったような"PROPERTY OF NYPD"刻印は無くなり、筐体下部および背面バッテリー部に"NYPD"とのみ刻印が施されています。

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(写真3 左) 専用のスピーカーマイク
(写真4 右) 現行主力機のVX-537


◆ちなみに、2017年にVertex Standardから全く同名の民生向けVX-P949がローンチされましたが、こちらはAPX-900系をベースとしつつ若干デザインに手が加えられています。しかしながらこの民生機はプロットの公表のみで2019年5月現在も販売がされておらず、このままお蔵入りになるのでは、と噂されています。2000年代後半頃、VX-537がNYPDのイシューとなった途端に同型民生機の販売が絞られた事を考えると、驚くことではないかもしれません。
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(写真5 左) VX-P949のベースとなったAPX-900、ブランドロゴは変更されている。
(写真6 右) 2017年にローンチされた民生向けVX-P949、今の所販売はされていない。
https://fccid.io/AZ489FT7099/External-Photos/External-Photos-3535873


◆さて新たな主力機となるVX-P949ですが、特筆すべき点としてAPCO P25規格である事が挙げられます。市警察の当該モデルがどのフェーズに対応しているのか等々、外野からは伺いしれない事ばかりですが、少なくとも今のところは従来機と混在した運用のため、通常のUHFで運用していると思われます。ただし今後VX-537を完全に置き換える事が出来れば、現在アナログで構成されている多くの署活系、広域系などもデジタル化、さらには暗号化される可能性が高く、本国では多くのリスナーが関心を寄せているようです。

と言うのもNYPDは、P25が全米でごく一般的な仕様となった2010年代以降も大々的な機材更新をしておらず、現在も一部の周波数帯(対テロや内務調査局をはじめ秘匿性を要するユニット)を除き大部分はアナログUHFで運用しているからです。これは単に予算的な、あるいは技術的成熟度を見極めるという判断よりも、NY市が抱える都市の構造的な問題(複雑な建築物や巨大地下etc...)によるシステム更新の難しさを示しています。2014年頃よりP25に対応したAPX-7000がESUおよびCTBに導入され、鉄道警察部門も地下鉄インフラの更新に伴い同機種に変更されましたが、これはVX-P949導入を見越した全周波数帯暗号化への布石だったのかもしれません。現在、上記に挙げたAPX移行済みのユニットを除いた大部分のユニットは、VX-537およびVX-824の2機種を使用していますが、リークされた情報によれば両機とも全て置き換えたうえで、数年内に暗号化へ移行することを示唆しています。
NYPD Memo
(写真7) VX-P949への移行を通達するデパートメント・メモ

とはいえNYPDの各無線はFDNYやDHS、連邦機関などなど他の組織もモニターしている以上、安易に暗号化へと踏み切れないのではという意見もあります。しかしながら近年、盗難無線機からと思われる偽の10-13(緊急応援要請)コールやオフィサーダウンコールがイラズラで発報されたインシデントもあり、さらにはテロ対策も考えれば、今後さらに無線の管理・運用が厳格かつ閉鎖的になっていくのは明白です。NY市で警察無線を傍受することはあと数年で叶わなくなってしまうかもしれません。


  1. 2019/05/06(月) 21:11:13|
  2. NYPD
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[考察] NYPDのボタンについて

皆さま大変ご無沙汰しております。
気がつけばこのブログも最終更新がさ...3年前?!で時の流れの速さを実感しております。

そしてTwitter環境に慣れるとブログなど投稿する気が1ミリも起きなくなってしまう訳ですが、年明け早々インフルに倒れた私は週末まで時間を持て余す在宅ニートと化したため、たまにはと思い一念発起こうしてブログを書き連ねております。
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さて今回はボタンに関する少しばかりマニアックな話を...
NYPDの制帽やデューティージャケット、礼服などの装飾に用いられる金色のボタンがありますが、これの制式名称をギルトボタン(Gilt Button)と言います。金色でボタン全体にNY市章の刻印が施されており、下部に西暦年4ケタが意匠されています。が、この4ケタの西暦年が実は二種類ある事をご存知でしょうか?また、このギルトボタンは一体何種類存在するのでしょうか?今日はそんなところを根掘り葉掘りしていきます。

■2種類の数字刻印
実はギルトボタンには"1664""1625"の二種類の数字刻印が存在します。

写真 2019-01-24 19 49 02
[画像1] 大ボタンの1664刻印(左)と1625刻印(右)

写真 2019-01-24 19 51 37
[画像2] 小ボタンの1664刻印(左)と1625刻印(右)

"1664"は旧名「ニューアムステルダム」が現名「ニューヨーク」に改名された年を表し、NYの出発点といえる歴史的な年を表します。一方"1625"はニューアムステルダム(現NY)がネーデルランド連邦(オランダ)の首都(領地)として定められた年を示し、NYという都市そのものの象徴的な年を表しています。

さて、制服ボタンに話を戻しますと、大まかに"1664"1960年代?~2000年頃まで、そして"1625"2000年代以降現行で使われている仕様となり、現在制服系を購入するとほぼ全て"1625"のボタンが付属します。ただし"1664"が現在制式ではないという意味ではなく、むしろ保守用品として現在も流通しています。
NYPDの場合、ユニフォームは貸与ではなく自主購入が原則なので(勿論その分の手当があったりします)、日本のように組織がある転換点を境に仕様を一斉に変える事が困難です。また代々警察官を継いでいる家系などは、親や祖父母からユニフォームを譲り受けて運用している場合もあり、これが実際に認められているためそういった古いユニフォームの補修用として一定数「旧規格の」部品がプールされているようです。これにはもちろん1664ボタンも含まれます。

余談ですがNY市の公式な市章は1915年に「1686→1664」、1977年に「1664→1625」と西暦年を変更していますが、制服のボタンはあまりこの通りには変更されていないようで、例えばWW2戦前戦中頃ですと「市章のみ/年刻印なし」の仕様を用いてますし、2000年代に入っても"1664"刻印のボタンが主流だったように、ユニフォームセクションの意匠指定はまた別に意図されたものである可能性が高いと思われます。


■ボタンの種類
"1664"と"1625"の二種類が現存するというお話をしたばかりですが、さらにボタン自体に複数の種類が存在します。
用途別に「制帽用」「小」「中」「大」の4種が存在し、「制帽用」は裏側が針金による枝足の仕様、「小」「中」「大」は裏側が真鍮一体構造のループとなっており、通常縫い付けないしダミーボタンとして運用します。なお「制帽用」「小」のボタン自体の寸法は全く同じものです。
写真 2019-01-24 20 38 28
[画像3] 小ボタン(左)と大ボタン(右)

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[画像4] 制帽用ボタン

写真 2019-01-24 20 39 36
[画像5] 制帽用ボタン裏、枝足の部分

運用上では「小」のギルトボタンが最も使われており、ウエストレングスタイプのデューティージャケットですと全てこのボタンで統一されています。一方最も出番が少ないのは「中」のギルトボタンで、一部ヒップレングスタイプのデューティージャケットや礼装に用いる事があるようですが、昨今ほとんど使われておりません。「大」のギルトボタンは多くは礼装用で用いられるため、意匠も通常のボタンより豪華にあしらわれており、"SIGILLVM CIVITATIS NOVI EBORACI"の標語が追加されたより制式な市章のデザインとなっています。また「小」のボタンにも近年この文字入りの仕様が存在します。
写真 2019-01-24 19 55 28
[画像6] 標語入りの小ボタン


■ボタンの色(金/銀)
さらに(笑)、色違いで銀色のボタンが存在します。こちらは正規警察官ほどの執行権を持たないトラフィックエージェントやスクールセーフティ、クロッシングガードといった限定一般職で運用されます。金色銀色で警察官か否かを識別させるというのは昔から一般的なようで、現在も襟章は「金色が警察官ないし一般職」「銀色が一般職」とされています(AUX補助警察官は警察官と同等の着装を用いる)。
写真 2019-01-24 20 36 59
[画像7] 小ボタンの銀(左 一般職用)と金(右 警察官用)

写真 2019-01-24 20 40 59
[画像8] 銀色の制帽用ボタン

この銀色のボタンは警察官用(金色)の仕様と全く同じで「制帽用」「小」「中」「大」の4種類が存在し、刻印年も1664と1625の2種、つまり合計8種類が存在します。
ただし!困ったことに、必ずしもトラフィックエージェントやスクールセーフティーの執行官がこの銀色ボタンを用いているかというとそうでもなく・・・厳密なレギュレーションは不明ですが、道行くエージェントを見るに金・銀どちらの仕様も完全に混在状態となっています。

これはジャケットや礼装自体が警察官用と共用であるのが原因で、ディーラー側もいちいちボタンの付け直しまで確認が及ばないのか特に気にしていないのか、金色のボタンを用いてトラフィック用として販売されている事も珍しくありません。昨年渡米でディーラーを訪れた際も、販売時点でトラフィック用制帽のボタンが金・銀見事に混在していているのを見つけてしまったので、実際には販売側、本職側もあまり気にしていないような気がします。警察官が銀ボタンを付けるという事は100%ないですが、その逆はOKというのが不思議な感じですね笑

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ということで久々の更新はややマニアックな内容でしたがいかがだったでしょうか。
今後もおもにTwitterを更新していくことになりそうですが、こちらも気の向くまま投稿していきますので、とても長い目で()お付き合い頂ければと思います。
  1. 2019/01/24(木) 22:22:09|
  2. NYPD
  3. | コメント:0

NYPD Traffic Enforcement Agents

NYPD Traffic EnforcementはNYPD管轄内において、駐車違反取締りや交通整理、レッカー移動といった交通警察の役割を部分的に受け持つ執行機関です。
29bangladeshi_3-videoSixteenByNine1050.jpg
(本記事は下の「続きを読む」からご覧下さい)

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  1. 2016/11/20(日) 14:42:02|
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